阪神が22日、日本シリーズへ向けた全体練習を甲子園で行った。対戦相手がオリックスに決まり、岡田彰布監督(65)は両リーグの1位同士の対決、関西ダービーを喜んだ。一問一答は以下の通り
(練習前)
-前日21日のパ・リーグCSファイナル第4戦は見たか
「そら、見てたよ」
-前回64年の阪神対南海の関西ダービーは、監督はまだ6歳だったが
「覚えてない、覚えてない。そんなん」
(練習後)
-相手がオリックスに決まった
「ふふ、なあ」
-想定していた
「そらあ、絶対アドバンテージがあったら、有利やからなあ。1位のチームなあ」
-1位チーム同士の対決になった
「まあ、オレはクライマックス反対派やから。そら(笑い)。もともと、大反対派やから、6チームしかないのに。まあ、よかったと思うよ。まあな、両方とも、けっこう差をつけて勝ってたから」
-交流戦でも対戦したが、かつて指揮をとったチームと日本シリーズで対戦する
「どうって、まあな。スコアラーがな、クライマックスを見に行っとるから、どういう報告がくるか。まだ来てないけどな。ちょっと日にちあるから、その辺で。どういっても、今はなあ、オリックスなんかオープン戦で(6試合と)一番やったチームやしのお。交流戦で3試合やっとるし。そんな、ぜんぜん知らん言う選手もいてないし。一番、知っとるチームかもわからんけどな。パ・リーグのなかではな」
-中継ぎもレベルが高く、守り勝つ野球は重なる
「うーん、あんまりそう思えへんのよな。なんかなあ」
-阪神と対照的なのは打線がよく変わる
「そこはなあ。ピッチャーのチーム、そらそういう意味では似てるけどなあ。まあ別に、それはチームの野球やから、それはそれでな。そういうやり方で1年間勝ってきたわけやからな、そんなん別に。きょう、誰がスタメンなんかなあって、1試合、1試合な、検討するだけやからな、こっちは。対策を練るだけやからな」
-第1戦、第2戦は敵地。指名打者制から始まる
「そうなんやなあ。考えたら、DHなんやなあ。最初。別に、まだ考えてないけど、9番に入れてもええし。はっきり言って。そんなに変えるとこないしな。また変えておかしなるっていうかな、流れ的にはな。まあ、別に全然守れんやつもいてないしな。今出てるメンバーをDHで、守りいかすこともないしな」
-交流戦は9番に捕手を入れてた
「そうやったかなあ。もう忘れたわ」
-9番捕手がバントして。木浪が8番
「(指名打者は)7番に入れてたんか。6、7にな。その時はまあな。まだそこまで考えてないわ。もう単純に9番でもええかと思ってたけどな」
-交流戦の時はチームも落ち着いてなかった
「そう。まあだから、梅野、坂本併用でな。坂本にバントさすと思って9に入れたかもわからんし。そのへんはちょっとやけど。別に変える必要ないからな、はっきり言うて」
-CSも3試合変えなかった
「普通にな。今まで通りの打順というか。まあ、DHやったら9番でもえんちゃう? はっきり言うて。ミエちゃん入れてバントさしたらええやん。結局、そういうことやろ。あんまりいじってな、こっち帰ってきて3試合な、(9番は)ピッチャーやから。そんないじる必要ないからな。ミエちゃんにバントさしたらええやん。いや、成功するやろ、転がしたら。シフトも敷いてけえへんやろ」
-今年は予告先発
「ああ、そう。まだ全然知らん、それは。ほんならもう隠す必要ないやんな。今はもう両方とも(両リーグとも)予告先発やからな。ええわ、別に」
-相手は3連覇チーム。CSは広島を受けて立つと話していたが
「今度はそらな、こっちは久しぶりやし。どっちかいうたらそらお前、挑戦するほうちゃうの。立場上な。そら経験とかでも向こうの方があるわけやからな、ある程度メンバーも変わってないやんか。そら経験者ばっかりやし、メンバーもピッチャー、野手でもな。だからもうこっちは日本シリーズいう意味では初めてやし、今度は日本シリーズは挑戦するそういう気持ちよな」(日刊スポーツ)