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    危なげなく1イニングを無失点で投げ切った佐々木。その投球内容に賛辞が集まった。(C)Getty Images

     貫録すら漂うピッチングだった。2月25日に沖縄県糸満市内でロッテとKBO(韓国プロ野球)の古豪ロッテ・ジャイアンツの練習試合が行われ、佐々木朗希投手が実戦初登板を果たした。

    【動画】8回無失点11Kの快投!佐々木朗希が見せた奪三振ショーの映像

     わずか1イニング。春季キャンプで取り組んできた内容を試す調整の場だった。しかし、「令和の怪物」は、約3300人の観客で満員となった球場をドッと沸かせる。先頭バッターのキム・ミンソクに投じた初球のストレートがいきなり154キロを計測。ここから3球続けて150キロ台のストレートで攻め、最後は138キロのフォークボールで空振り三振をマークし、上々のスタートを切る。

     これで好感触を掴んだ佐々木は、続く2番のユン・ドンヒに151キロのストレートをレフトに痛打されてツーベースヒットを打たれたが、後続を危なげなく打ち取って1回13球を投げ、無失点に抑えた。

     特大のポテンシャルを垣間見せる投球内容に、韓国メディアも脱帽する。日刊紙『朝鮮日報』は「短いイニングだったがインパクトは強かった。佐々木の強烈な速球は噂通りに圧巻で、まさに怪物だった」と日本球界が誇る超逸材の凄みをリポート。さらに「時期的にも100%のコンディションではないにもかかわらず、佐々木は韓国ではなかなか見られない強い速球を連続して投げた」と驚きを持って報じている。

     また、同紙は佐々木から唯一のヒットを記録したユン・ドンヒのコメントを紹介。弱冠二十歳の若手野手にとって、“怪物”のボールは「見たことがない」ものだった。

    「150キロ台のボールを打ったことはあるし、目にしたこともある。でも、佐々木のボールは見てきたものとは違った。ボールがより生き生きとしていて、手元でもう一段階、グッと拍車をかけてくる感じがした」

     さらにロッテ・ジャイアンツのキム・テヒョン監督からも「少し見ただけだが、ボールが本当に強い。ストレートが速い分、フォークが威力を増している」と褒めちぎられた佐々木。今オフには将来的なメジャー移籍も話題となった22歳だが、新シーズンに向け、調整は順調そのものと言えそうだ。

    [文/構成:ココカラネクスト編集部]

    1位でフィニッシュする平林清澄=大阪市中央区で2024年2月25日、中川祐一撮影 

     「大阪マラソン2024」(大阪府、大阪市、大阪陸上競技協会主催、毎日新聞社、読売新聞社、NHK、日本陸上競技連盟共催)は25日、大阪市の大阪府庁前から大阪城公園までの42・195キロのコースで行われ、男子は平林清澄(国学院大)が2時間6分18秒で優勝した。初マラソンの日本最高記録を更新した。平林はパリ・オリンピック日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の対象レースに出場していないため、五輪代表には選出されない。

    【写真特集】大阪マラソン2024

     2022年に「びわ湖毎日マラソン」と統合し、トップ選手のレースと市民マラソンを一つにした大規模大会となった。22年は新型コロナウイルスの感染拡大によりエリート部門のみ実施されたが、23年の前回大会に続き、今大会も多くの市民ランナーが水の都を駆け抜けた。(記録は速報値)【毎日新聞 吉見裕都】

    毎日新聞
    【磐田-神戸】前半、先制点を決めチームメートと喜ぶ神戸の汰木康也選手(左)=静岡県磐田市のヤマハスタジアムで2024年2月24日、高野裕士撮影

    ○ヴィッセル神戸2―0ジュビロ磐田●(24日・ヤマハスタジアム)

     王者・神戸には昨季の成功による慢心も、直近の敗戦による迷いもなかった。

     前半5分、右CKからの相手のクリアボールに反応したのはMF汰木康也だった。「浮かさないことだけを意識して打った。枠に飛ばせば何かが起きると思った」。ペナルティーエリア外から放った右足ボレーシュートは、元日本代表GK川島永嗣の守る磐田ゴールへ低く突き刺さった。

     磐田の出はなを再びくじくように、追加点も後半4分と開始早々。一度は奪われたボールを即時奪回してのカウンターで、FW佐々木大樹が川島の股を抜くシュートでネットを揺らした。

     機先を制する試合巧者ぶりに加え、際立っていたのが持ち味の徹底ぶりだ。守備では球際の激しさで磐田を上回り、昨シーズンの覇者は全員が「汗かき役」と言える働きを見せた。攻撃に転じれば、FW大迫勇也らをターゲットにしたロングボールなどを使い、いち早く相手ゴールに迫ろうとした。

     得意の速攻が鳴りを潜め、川崎に0―1で敗れた17日の富士フイルム・スーパーカップから見事な修正を見せた。

     佐々木は川崎戦を通じ、「自分たちのサッカーはハードワークだと気付かされた。テンポよく(パスを)回した後のロングボールはチームの一つの形。『僕たちのサッカーはこういうものだ』と改めて認識した」と語る。一度の敗戦を良い薬にし、リーグ連覇に向け好発進した。【高野裕士】

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