金メダル、胴上げされる宇津木麗華監督(カメラ・竜田 卓)

◆東京五輪 ソフトボール決勝 日本2-0米国(27日、横浜スタジアム)

 “上野の413球”から13年―。決勝が行われ、日本が宿敵・米国を2-0で破って2008年北京五輪以来13年ぶり2度目の金メダルに輝いた。

 ソフトボールは08年北京五輪以来、3大会ぶりに五輪競技へ復帰。開催国の日本は、地元で14年越しの“2連覇”を達成した。

 この日、テレビ中継では元代表監督の宇津木妙子さんが解説を務めた。選手たちをよく知るからこその的確かつ愛情ある解説は、視聴者からも評判。優勝を決めたあと、選手たちは宇津木さんに手を振るなど喜びに包まれた。

 その後、宇津木さんは福島県営あづま球場で試合が行われたことの意義を力説。ソフトボール選手を目指す子どもたちにとって「聖地」となるよう願うコメントを続けた。

 ところがその最中に中継は突然途切れ、スタジオに切り替わった。ネット上では「あっ宇津木先生の話ぶった切りよった」「宇津木さんがあづま球場の話してたのに! 切らないでよ!」「宇津木さんのありがたい話カット」などと困惑の声が次々と投稿されていた。(スポーツ報知)