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    カテゴリ:スポーツ > 野球

    THE ANSWER編集部
    レンジャーズとのオープン戦で初登板したドジャースの山本由伸【写真:Full-Count/荒川祐史】 

    昨季ワールドシリーズ王者相手に2回1安打無失点3奪三振

     米大リーグ・ドジャースに新加入した山本由伸投手は28日(日本時間29日)、米アリゾナ州サプライズで行われたレンジャーズとのオープン戦に初登板し、2回1安打無失点3奪三振と上々のデビューを飾った。昨季ワールドシリーズ王者相手に見せた快投にX(旧ツイッター)上の米記者も絶賛。「圧倒的な2イニング」「スペシャルな投球を持っている」といった声が上がっている。

     初回、リーグを代表する強打者のマーカス・セミエン内野手に対し、2-2から96マイル(約154.5キロ)のストレートで空振り三振。2番カーターには中前打を許すも、3番ラングフォードを三ゴロ併殺に打ち取った。2回には4番ロウから空振り三振を奪い、5番ハイムを左飛、6番タベラスをスプリットで空振り三振に仕留めた。予定の2回を19球投げて降板。上々の仕上がりを見せた。

     この快投にX上の米記者も絶賛。米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者は「ヤマモトがレンジャーズを圧倒する目を見張るようなデビュー。次々とストライクを投げ込み、対峙した打者6人中3人から三振を奪った」とつづり、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者も「火曜日、ショウヘイ・オオタニがオープン戦デビューで2ラン本塁打を放った。水曜日、ヨシノブ・ヤマモトがオープン戦デビューで圧倒的な2イニングを投げた。ドジャースの新スターたちがデビュー戦で期待に応えた」と記した。

     また「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者は「低いリリースポイント、利き手方向への変化、ピンポイントな制球力。ヤマモトの速球はどんなリーグでもプレーできる。昨年、ヤマモトの速球平均速度は95.3マイルだった。それ以上出すこともできる。WBCでは97マイルを計測していた。ヤマモトはスペシャルな投球を持っている」と昨年との比較も出して、この日の投球内容を称賛している。

    CocoKARA next

    危なげなく1イニングを無失点で投げ切った佐々木。その投球内容に賛辞が集まった。(C)Getty Images

     貫録すら漂うピッチングだった。2月25日に沖縄県糸満市内でロッテとKBO(韓国プロ野球)の古豪ロッテ・ジャイアンツの練習試合が行われ、佐々木朗希投手が実戦初登板を果たした。

    【動画】8回無失点11Kの快投!佐々木朗希が見せた奪三振ショーの映像

     わずか1イニング。春季キャンプで取り組んできた内容を試す調整の場だった。しかし、「令和の怪物」は、約3300人の観客で満員となった球場をドッと沸かせる。先頭バッターのキム・ミンソクに投じた初球のストレートがいきなり154キロを計測。ここから3球続けて150キロ台のストレートで攻め、最後は138キロのフォークボールで空振り三振をマークし、上々のスタートを切る。

     これで好感触を掴んだ佐々木は、続く2番のユン・ドンヒに151キロのストレートをレフトに痛打されてツーベースヒットを打たれたが、後続を危なげなく打ち取って1回13球を投げ、無失点に抑えた。

     特大のポテンシャルを垣間見せる投球内容に、韓国メディアも脱帽する。日刊紙『朝鮮日報』は「短いイニングだったがインパクトは強かった。佐々木の強烈な速球は噂通りに圧巻で、まさに怪物だった」と日本球界が誇る超逸材の凄みをリポート。さらに「時期的にも100%のコンディションではないにもかかわらず、佐々木は韓国ではなかなか見られない強い速球を連続して投げた」と驚きを持って報じている。

     また、同紙は佐々木から唯一のヒットを記録したユン・ドンヒのコメントを紹介。弱冠二十歳の若手野手にとって、“怪物”のボールは「見たことがない」ものだった。

    「150キロ台のボールを打ったことはあるし、目にしたこともある。でも、佐々木のボールは見てきたものとは違った。ボールがより生き生きとしていて、手元でもう一段階、グッと拍車をかけてくる感じがした」

     さらにロッテ・ジャイアンツのキム・テヒョン監督からも「少し見ただけだが、ボールが本当に強い。ストレートが速い分、フォークが威力を増している」と褒めちぎられた佐々木。今オフには将来的なメジャー移籍も話題となった22歳だが、新シーズンに向け、調整は順調そのものと言えそうだ。

    [文/構成:ココカラネクスト編集部]

    会見に臨むロッテ佐々木(撮影・浅見桂子) 

    ロッテ佐々木朗希投手(22)が27日、ZOZOマリンで会見を行い、公の場で初めて将来的なメジャー挑戦の意向を明かした。既に前日26日に、球団が今季の契約合意を発表。現状維持の8000万円(金額は推定)でサインしていた。球団側は基本的に佐々木の米球界挑戦を後押しする方針だが、移籍のタイミングについて、松本尚樹球団本部長(52)は「こればかりは分からない」と話すにとどめた。

       ◇   ◇   ◇   

    松本球団本部長が、契約更改の席上で見えた佐々木の成長ぶりに感嘆した。昨年12月中旬ごろに面談。「彼がすごいのは、施設とか育成選手のこと、待遇とか、チームのことを思った話も多かった。1年1年成長していってますね」と目尻を下げた。交渉が長期化した理由としては「話し合いの中で、球団としても至らぬ点とか落ち度もありました」と、佐々木側との意思疎通に時間がかかったことを挙げた。
    (日刊スポーツ) 

    多くの報道陣が集まった今永昇太の入団会見(AP)

     カブス・今永昇太投手(30)の入団会見を実況した地元テレビ「マーキー・スポーツ・ネットワーク」では、スタジオで司会者が、「まず、自己紹介が良かったね。『ファニー・ガイ(楽しい奴)でいたい』と、言っていたけど、その通り、『ヘイ、シカゴ!』で始まり、口元に満面の笑みをみせていた」と、好感度マックスの第一印象を受けた様子だ。

     今永は入団会見の冒頭のスピーチでいきなり、球団歌の一部を引用して「ヘイ、シカゴ!」と呼びかけて会場にいた報道陣の心をつかむと、「ゴー、カブス、ゴー!」と英語のスピーチを締めくくって、爆笑をかっさらった。その後の質疑応答では「プライベートも、フィールド上でも、ファニー・ガイでいられるようにいつも心がけています」と説明していた。

     また、解説者は、入団会見の中で今永が背番号「18」を選んだ理由について、2016年にワールドチャンピオンに輝いた際に活躍して背番号「18」だったゾブリストの名前を挙げたことについても、「ゾブリストのことも知っていて、カブスの歴史をちゃんと知っているのは、大したもの」と絶賛。地元で高く尊敬される渋いスーパー・ユーティリティーについて言及したことを評価した。

     また、カブスの本拠地試合で勝利した際に流れる球団歌「ゴー、カブス、ゴー」のサビの部分を取り入れたスピーチにも触れ、「すぐに歌詞を覚えたんだね」と感心していた。(スポーツ報知)

    和田毅

    西武がソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償として、和田毅投手(42)を指名する方針を固めたことが10日、分かった。

    昨年末に提出されたリストから、昨季8勝を挙げたベテラン左腕に絞り込まれた模様。「松坂世代」で唯一のNPB現役選手。今季の開幕ローテーション入りが内定していただけに、衝撃の移籍になる

       ◇   ◇   ◇

    今オフで最も注目されたFA劇が衝撃の結末を迎える可能性が浮上した。ソフトバンクに移籍した山川の人的補償として、西武がベテラン左腕の和田に絞り込んだことが判明。正式に決まれば、近日中にも発表される見通しだ。

    山川は昨季の推定年俸2億7000万円で、Aランク(年俸上位1位~3位)とみられる。西武はソフトバンクに対し、金銭補償(年俸の80%)か、人的補償プラス金銭補償(年俸の50%)を要求できる。昨年末にソフトバンクからプロテクトした28人、外国人、直近ドラフト選手を除くリストを受け取った。渡辺GMは仕事始めの5日に、「人的補償です。まだ検討中。ある程度は絞ってます。どの選手が一番当てはまるか、うちに入って機能するのか、いろいろ考えています」と説明していた。熟考の末に、和田に白羽の矢が立った模様だ。

    和田は今年2月に43歳を迎えるが、先発ローテーション投手として十分に戦力になる。昨季は8勝を挙げ、7年ぶりに100投球回に到達。衰えを感じさせない投球で、小久保監督は就任直後に、有原とともに今季の開幕ローテーション入りを明言していた。和田自身もパ・リーグ左腕初の40代投手による「2桁勝利」と「規定投球回到達」を目標に掲げ、「しっかり2月1日に準備ができるように」と意気込んでいた。現在は阪神大竹やロッテ小島らを引き連れ、総勢16人の大所帯で長崎合同自主トレを行っている。

    FA移籍を巡っては過去にも人的補償でドラマがあった。巨人工藤が43歳で横浜に移籍。巨人内海も炭谷のFA加入に伴い、西武に移った。和田は02年ドラフト自由枠でダイエー(現ソフトバンク)に入団。メジャー移籍をへて、再び同球団に復帰。名実ともにチームの顔ともいえる左腕の移籍となれば、大きなインパクトを与える。

    ◆人的補償の年齢 和田は来月21日で43歳となる。過去の人的補償で移籍1年目の年齢では、門倉健の人的補償で巨人から横浜に移籍した工藤公康(移籍1年目に44歳)に次いで2番目の高齢。工藤は西武-ダイエー-巨人を経ての移籍だったが、和田のようにNPB1球団だけに17年も在籍した功労者の人的補償は初めてだ。

    ◆和田毅(わだ・つよし)1981年(昭56)2月21日、島根県生まれ。浜田では97、98年夏の甲子園出場。早大から02年ドラフト自由枠でダイエー入団。03年に14勝で新人王。10年最多勝、MVP、ベストナイン。11年オフにFAでオリオールズ移籍。14年カブスでメジャーデビュー。16年にソフトバンクに復帰し、最多勝、最高勝率。昨季は球団最年長勝利を含む8勝。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪日本代表。「松坂世代」で最後の現役選手。179センチ、80キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸2億円。

    日刊スポーツ

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