カテゴリ:スポーツ > ラグビー
帝京大と天理大、接点の勝負 京産大―明大は実力伯仲―全国大学ラグビー準決勝
ラグビーの第60回全国大学選手権は、来年1月2日に東京・国立競技場で準決勝が行われる。2試合とも東西対決。3連覇が懸かる帝京大は3大会ぶりの頂点を狙う天理大の挑戦を受け、関西王者の京産大は関東対抗戦2位の明大とぶつかる。
【帝京大―天理大】
帝京大の強力FWは健在。フッカー江良ら攻守に優れた選手をそろえ、スクラムとラインアウトに自信を持っている。WTB高本らバックスの決定力も備える。
天理大は準々決勝で関東リーグ戦6連覇の東海大に快勝。鋭い出足の防御で試合を支配し、CTBハビリを擁するバックスが自在に攻めた。
江良は天理大を「似たスタイル」とみている。接点の攻防でどちらが流れをつかむか。
【京産大―明大】
京産大は準々決勝で早大から8トライを奪う大勝。今季、バックスからFWに転向したポルテレの突破力は群を抜いていた。FB辻野の正確なプレースキックも大きな得点源となっている。
今季の明大はオープン展開による得点が目立つ。SO伊藤の好判断と、1年生WTB海老沢のスピードが武器。ロック山本らFWが前に出て、バックスにいいボールを供給できれば主導権を握れる。
実力伯仲の両校は伝統的にスクラムを看板にしてきた。初の決勝進出を狙う京産大は、ここでプレッシャーをかけたいところだ。
4強に京産大と天理大も 関西勢2校進出は7大会ぶり8度目/大学選手権
ラグビー全国大学選手権準々決勝(23日、秩父宮など)3連覇を目指す帝京大(関東対抗戦1位)、明大(同2位)、京産大(関西1位)、天理大(同2位)の4校が勝ち上がり、来年1月2日の準決勝(東京・国立競技場)は京産大-明大、帝京大-天理大の東西対決2試合となった。4強に関西勢2校が進んだのは2016年度の第53回大会の天理大、同志社大(ともに準決勝敗退)以来7大会ぶり8度目となる。(サンケイスポーツ)
ラグビー 連日の最多観客更新“府中ダービー”に3万1953人 リーチ「うれしかった」 ディアンズ「代表戦みたいだった」
「ラグビー・リーグワン、東京SG19-26BL東京」(17日、味の素スタジアム)
【写真】スタンドで見守ったエディー次期HC 完全防寒姿がレア
昨季5位のBL東京が4トライ26得点で東京SGとの“府中ダービー”を制して開幕2連勝とした。
試合の観衆は3万1953人。前日16日に行われた横浜-トヨタ(日産スタジアム)での3万1312人を塗り替え、リーグワンのレギュラーシーズンでは過去最多を更新した。
連日の最多観衆更新には今秋にW杯が開催されたことと、海外のスター選手が多数リーグワンのチームに加入したことも後押ししている。この試合でもBL東京ではニュージーランド代表フランカーのシャノン・フリゼルやSOリッチー・モウンガが、東京SGでは同じくニュージーランド代表のナンバー8サム・ケインや南アフリカ代表のWTBチェスリン・コルビがスタメンに名を連ね、世界トップレベルのプレーで会場を沸かせた。
昨季のリーグワン1部の1試合平均入場者数は5744人だった。BL東京のリーチ・マイケル主将は「多くのファン、3万人の前でプレーできたことはうれしかった」と振り返れば、ロックのワーナー・ディアンズも「すごくよかった。(日本)代表戦みたいだった。府中ダービーで注目があるのはうれしいです」と喜んだ。(デイリースポーツ)
第60回全国大学ラグビー選手権大会組み合わせトーナメント表、帝京大が3連覇狙う
1月13日に国立競技場で決勝
第60回全国大学ラグビーフットボール選手兼大会の全出場校と組み合わせが決まった。
すでに11月19日の1回戦では中京大が八戸学院大学に76-22で大会初勝利を挙げ、11月26日の2回戦では福岡工業大が29-21で中京大を下して3回戦進出を決めている。
12月17日の3回戦は、関西大学Aリーグ3位の関西学院大が福岡工業大と大阪・ヨドコウ桜スタジアムで対戦。ヨドコウのもう1試合は関西大学Aリーグ2位の天理大が、関東大学対抗戦Aグループ5位の慶応義塾大と対戦する。
同日に秩父宮ラグビー場で行われる3回戦は、関東大学対抗戦Aグループ3位の早稲田大と関東大学リーグ戦1部3位の法政大、関東大学リーグ戦1部2位の流通経済大と関東大学対抗戦Aグループ4位の筑波大の2試合が予定されている。
12月23日の準々決勝では、対抗戦3連覇の帝京大が関学大-福岡工大の勝者と、関東大学リーグ戦6連覇の東海大は天理大-慶応義塾大の勝者と対戦。関西大学ラグビーAリーグ3連覇の京都産業大は早大-法大の勝者と、対抗戦2位の明治大は流経大-筑波大の勝者と対戦する。
第58回、第59回の大学選手権を2連覇している帝京大の3連覇なるか。あるいは帝京を止める大学が出現するか。決勝は1月13日に国立競技場で行われる。