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    カテゴリ:スポーツ > バスケット

    THE ANSWER編集部
    3大会連続の五輪本戦出場を決めた女子バスケットボール日本代表【写真:(C)FIBA】

    最終予選を勝ち抜いた日本、韓国はアジアで5位

     パリ五輪への出場権を懸けた女子バスケットボールの世界最終予選は、11日にハンガリーで最終戦を行い、世界ランク9位の日本代表は同5位のカナダに86-82で競り勝ち、3大会連続の五輪本戦出場を決めた。これに驚いているのが韓国だ。「日本の組織力は歯車のように良くかみ合った」と、体格では対戦国に及ばなかった日本の躍進に衝撃を受けている。

     韓国紙「ハンギョレ」が「平均身長174センチ、日本の女子バスケットボールがパリ行きチケットを獲得」という記事で伝えた。日本代表の平均身長が174.4センチで、同182.5センチのカナダを破ったことに注目。東京五輪での銀メダルは地元開催の力があったが「敵地でも実力を証明した」ことに驚いている。

     日本のこの予選での平均リバウンドが27個で、カナダの46個、ハンガリーの36.7個、スペインの32個に大きく後れをとっていると紹介した上で、「しかし、日本の組織力は歯車のように良くかみ合った」として、日本は劣る体格ではなくチーム力で勝負したと紹介している。

     最終戦のターンオーバーが日本の4個に対してカナダは15個と4倍近い差があったこと、大会中の3点シュートの成功が平均10.3個で、2位のスペイン(5.3個)の2倍を記録したと紹介。「シュートの成功率でも他国を圧倒した」として、技術の高さも称えた。

     一方で嘆いているのが、韓国の女子バスケットボールの現状だ。現状の世界ランキングは日本の9位に対して13位。昨年7月のアジアカップで5位に終わり、4位までに与えられる最終予選への進出を逃している。記事は「2016年のリオ五輪の本戦出場に失敗したのに続き、今回のパリ五輪も出場権をつかめなかった」と残念そうに伝えている。

    THE ANSWER編集部

    優勝し笑顔で写真に納まる四日市メリノール学院中の選手たち(撮影・鈴木正人)

    <全国U15バスケットボール選手権>◇8日◇男子決勝◇武蔵野の森総合スポーツプラザ

    バスケットボールの15歳以下(U15)日本一を争うJr.ウインターカップ全国U15選手権(日刊スポーツ新聞社後援)で、男子は四日市メリノール学院中(三重)が初優勝を遂げた。決勝で京都精華学園中を68-48で下し、昨夏の全国中学大会(全中)に続く2冠を達成した。

    ダイヤモンドの原石が、早くもまばゆい輝きを放った。四日市メリノール学院中は、中学2年にして194センチ、U16アジア選手権日本代表の白谷柱誠(しらたに・ちゅそん)ジャックが奮闘。主将で同代表の中村颯斗(3年)や、同代表の本田蕗以(ろい、3年)らと息の合ったプレーを繰り広げた。序盤からリードを築き、「最後まで自分たちのペースを崩すことなく戦えた。いい試合だった」と胸を張った。

    中央アフリカ共和国出身の父を持つ有望株。今大会では開催中に体調を崩したことで一部試合を欠場した。回復したとはいえ、決勝でもコンディションは必ずしも万全ではなかったが、「その分みんなと声を出して、できることをやれた」。12得点、15リバウンドで“ダブルダブル”。さらには7ブロックをマークした。山崎修監督が「公式記録に反映されていないブロックもあったのでは。10桁に乗っていたはず」と力説する隣で、「チーム全体で守備をやろうと話していた。そういう気持ちが、7ブロックという数字に出たのかな」と笑った。

    福岡の名指導者として何度も全国制覇してきた山崎監督は、三重に赴任して今年で5年目を迎える。数々の好選手を育ててきたからこそ、白谷の将来性を高く評価。「ジャック(白谷)をバスケ界の大谷翔平にする責任がある」と自身の役目を強調する。

    上級生にとともに今季は2冠を達成。来季は最上級生として、精神面でもチームメートをけん引する立場となる。「連覇を狙っていきたい」と白谷。いつか世界へと羽ばたくため、さらに大きく育っていく。日刊スポーツ【奥岡幹浩】

    バスケットボールキング編集部

     1月5日、中学年代の日本一を決める『京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度 第4回全国U15バスケットボール選手権大会』は大会2日目を迎え、男女それぞれ2回戦の16試合が行われた。

     男子では、2回戦からの登場となった前回王者のライジングゼファー福岡U15(福岡県)が、46-57でB.FORCE愛媛(愛媛県)に敗れ、福岡県勢初の初戦敗退となった。勝利したB.FORCE愛媛は、身長186センチの深水虎太郎(3年)が13得点16リバウンド3アシストの活躍を見せ、近藤颯と佐々木郁威も2桁得点をマーク。こちらは愛媛県勢初白星に続く会心の勝利で3回戦進出を決めた。

     また、ベスト4経験がある奥田クラブ(富山県)、昨年のBリーグU15チャンピオンシップを制した名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U15(愛知県)などが敗れた一方で、全中を制した四日市メリノール学院中(三重県)は、81-41で明豊中(大分県)に快勝。U16日本代表にも選出されていた本田蕗以と中村颯斗(ともに3年)が2桁得点を上げる好スタートをきった。

     大会3日目は3回戦と準々決勝が行われる。

    ■大会2日目の男子試合結果
    <2回戦>
    ライジングゼファー福岡 U15 46-57 B.FORCE愛媛
    BBA 60-42 報徳学園中学校
    DARK RED CRABS U15 37-52 倉敷市立南中学校
    GYMRATS 72-49 鹿児島レブナイズU15
    佐賀バルーナーズ U15 46-55 ボンズ茨城
    NOSHIRO BASKETBALL ACADEMY 96-60 REDFORCES
    LakeForce 63-56 下松 BIG BEARS
    明豊中学校 41-81 四日市メリノール学院中学校
    京都精華学園中学校 66-50 琉球ゴールデンキングス U15
    Jamaney Youth 66-64 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U15
    奥田クラブ 47-65 Furuta kings
    Bravely Nexus 53-65 創成館U15
    サンシャインズ 91-81 BLUE UNISON
    サンロッカーズ渋谷U15 97-49 BRUINS
    青龍BC 51-55 U15島根スサノオマジック
    adorare 32-84 横浜ビー・コルセアーズ U15

    ■大会3日目の男子対戦カード
    <3回戦>
    G1 B.FORCE愛媛 - BBA
    G2 倉敷市立南中学校 - GYMRATS
    G3 ボンズ茨城 - NOSHIRO BASKETBALL ACADEMY
    G4 LakeForce - 四日市メリノール学院中学校
    G5 京都精華学園中学校 - Jamaney Youth
    G6 Furuta kings - 創成館U15
    G7 サンシャインズ - サンロッカーズ渋谷U15
    G8 U15島根スサノオマジック - 横浜ビー・コルセアーズ U15

    <準々決勝>
    G1の勝者 - G2の勝者
    G3の勝者 - G4の勝者
    G5の勝者 - G6の勝者
    G7の勝者 - G8の勝者

    バスケットボールキング編集部

     10月5日から9日にかけて、全国各地でBリーグの第1節が開催。多くのクラブが最多入場者数の記録を更新した。

    「FIBAワールドカップ2023」の盛り上がりもあり、第1節でクラブ主管のレギュラーシーズン最多入場者数を複数のクラブがこれまでの記録を上回った。

     B1昇格を果たし、昨シーズンの王者・琉球ゴールデンキングスとのホーム開幕戦に臨んだ佐賀バルーナーズ。平日の木曜日にも関わらずSAGAアリーナには7022人のファンが詰めかけ、選手たちへ熱い声援を送った。

     また、B2のアルティーリ千葉が千葉ポートアリーナで5323人もの入場者数を記録すると、宇都宮ブレックス、京都ハンナリーズ、ファイティングイーグルス名古屋、長崎ヴェルカの4クラブは2日連続で最多入場者数の記録を更新した。

    ■10月5日
    佐賀バルーナーズ(vs琉球ゴールデンキングス):7022人

    ベルテックス静岡(vs神戸ストークス):2027人

    ■10月7日
    宇都宮ブレックス(vs群馬クレインサンダーズ):5626人

    京都ハンナリーズ(vs横浜ビー・コルセアーズ):4313人

    島根スサノオマジック(vsシーホース三河):4375人

    ファイティングイーグルス名古屋(vs広島ドラゴンフライズ):2624人

    アルティーリ千葉(vsバンビシャス奈良):5323人

    ■10月8日
    宇都宮ブレックス(vs群馬クレインサンダーズ):5654人

    京都ハンナリーズ(vs横浜ビー・コルセアーズ):4325人

    長崎ヴェルカ(vs千葉ジェッツ):3908人

    ファイティングイーグルス名古屋(vs広島ドラゴンフライズ):2764人

    ■10月9日
    長崎ヴェルカ(vs千葉ジェッツ):4035人


     日本バスケの救世主に熱い視線が注がれている。 

     去る9月2日、沖縄で開催された「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の順位決定戦で、日本代表はカーボベルデに80-71の快勝を収めた。大会通算成績を3勝2敗とし、アジア最上位が確定。来年のパリ五輪出場権を獲得した。 

     自力での五輪切符は1976年モントリオール五輪以来、実に48年ぶり。アカツキジャパンの快挙に日本列島は大きく沸いた。チーム唯一のNBAプレーヤーであり、大黒柱の渡邊雄太、河村勇輝と富永啓生の“22歳コンビ”の躍動もさることながら、この男の貢献度も計り知れない。身長208センチを誇るビッグマン、ジョシュ・ホーキンソンだ。 

     チームメイトから「鷹ちゃん」の愛称で親しまれる28歳は、大学卒業後に米国西部のシアトルから名古屋へ渡り、Bリーグで長くプレー。今年2月に日本国籍を取得し、W杯の代表メンバーに選出された。 

     W杯準々決勝が終わった時点で平均得点21.0(大会7位)、2ポイント成功率は73.5%(同1位)、平均リバウンド10.8(同2位)という数字を見てわかるように、チーム内での貢献度はピカイチ。五輪切符を手にしたカーボベルデ戦では、40分フル出場。29得点、7リバウンド、4アシスト、4ブロックと大車輪の活躍を見せて勝利に貢献した。なかでも、第4クォーター終盤にはダメ押しの3ポイントを決めると、テレビ中継の実況アナウンサーは「本当に、この男がニッポンにいて良かった!」と絶叫。それほど、日本の快進撃の最大の功労者と言っても過言ではなかった。 
      今大会、そうしたワールドクラスの活躍を見せた“鷹ちゃん”には、海外メディアも驚きを隠せないようだ。米国のバスケットボール専門サイト『HoopsHype』は「W杯のトップ30選手のグローバルレーティング(9月5日時点)」を発表。現役のNBAガードがトップ5に名を連ねるなか、日本のホーキンソンが6位にランクインされた。 

     レーティング1位には、NBAを代表するスタープレーヤーでスロベニアの主将を担うルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)。以下、世界ランクトップのスペインを破り、パリ五輪切符を獲得したカナダのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)、2大会ぶりに準決勝進出を果たしたセルビアのボグダン・ボグダノビッチ(アトランタ・ホークス)など、そうそうたる顔ぶれが続く。 

     NBAのトップで活躍するプレーヤーが揃うなか、同メディアは日本のホーキンソンについて「アジアでそのキャリアを築き、アンタッチャブルな存在になりつつある」と絶賛の声を寄せる。ゆえに「この大会でのリバウンドリーダーであり、日本にとって足りなかったパワーとインサイドで、大きな存在感をもたらした」と日の丸に不可欠な存在だと評している。 

     そのほかドイツ不動の司令塔デニス・シュルーダー(トロント・ラプターズ)、南スーダンを初めてオリンピックに導いたカルリク・ジョーンズ(シカゴ・ブルズ)が上位に入っている。 

     W杯でその名を轟かせた日本のビッグマンは、プロバスケットボールの最高峰NBAの識者らも無視できない存在になりつつある。 

    構成●THE DIGEST編集部 

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