師走の富士山麓を駆け抜ける「全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)」は30日、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社前から富士市の富士総合運動公園陸上競技場までの7区間43.4㌔で行われ、名城大が2時間22分42秒で6連覇を果たした。
名城大は10月の全日本大学女子駅伝で史上初の7連覇を果たしており、6年連続2冠は初。
2位に日体大、3位に大東大が続いた。
名城大は1区で柳楽あずみ(2年)が日体大・斉藤みう(3年)、立命大・太田咲雪(1年)との競り合いを制して区間賞。その後、4区まで区間賞を奪い、2位との差を46秒として最長10.5㌔の5区へ。谷本七星(3年)が34分39秒の区間2位でエース区間をしのぐと、6区では増渕祐香(4年)が19分27秒。自身が2020年大会で出した19分31秒のコース記録を更新して、後続を突き放した。
大東大は5位でたすきを受けた5区のサラ・ワンジル(1年)が34分15秒の区間賞。1位との差を24秒縮めて2位に浮上したが、6区で日体大に抜かれた。(結果は速報値)
サンケイスポーツ